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木造狛犬(もくぞうこまいぬ)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
国指定重要文化財 昭和17年(1942年)12月22日指定
狛犬は,宮中や神社に置かれた守護獣の像で,阿吽を表したものを一対とするのが一般的である。
吉備津神社には「阿」形が1躯,「吽」形が2躯ある。写真中央と右の金箔の狛犬が対をなすと考えられ,漆箔の左の像は「阿」形が所在しない。いずれも寄木造で平安時代の作と考えられる。
所 在 地 | 吉備津神社(東京国立博物館) | |
員 数 | 3躯 | |
構造・年代 | 寄木造 平安時代 | |
規模・法量 | (左)吽:高さ 82cm | |
(中央)吽:高さ 80cm | ||
(右)阿:高さ 78cm |