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鞆七卿落遺跡(ともしちきょうおちいせき)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定史跡 昭和15年(1940年)2月23日指定

 幕末維新の際,尊皇討幕を唱える三条実美ら七卿は,文久3年(1863年)8月18日の政変により朝議一変し,官職を免ぜられ長州に下る。その途中鞆港に入り,ここ中村家(現,重文 太田家住宅)に立ち寄った。
 翌元治元年(1864年)上洛することとなり,多度津に達した船団は,蛤御門の変に長州勢が敗れたことを知り,鞆に引き返し中村家で軍議を重ね西下を決定した。
 この時の宿所となった中村家は,江戸時代に栄えた保命酒屋で,こうした歴史的背景から鞆七卿落遺跡の名を残す。
 なお,この遺跡の建造物は「太田家住宅」「太田家住宅朝宗亭」として,国指定の重要文化財に指定されている。

所 在 地鞆町鞆

鞆七卿落遺跡