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曽根田白塚古墳(そねだしらつかこふん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定史跡 昭和56年(1981年)4月17日指定

 芦田町久田谷の北側丘陵の頂上付近に築造された古墳時代終末期の古墳で,周辺に古墳はなく独立した形で存在している。
 墳丘は径約9mの円墳である。内部主体は加茂町の猪の子古墳と同様,切石の花崗岩を使用した南に開口する横口式石槨であるが,石槨部に底石がないのが特徴である。石槨部は長さ2.19~2.20m,幅1.22~1.23m,奥現高1.22m,羨道部は長さ3.64~3.75m,幅1.8~1.81m,入口現高1.1mを測る。石槨部東側石は1枚石に亀裂を入れ,意識的に西側石と対称にしようとしたことがうかがえる。天井石,側石には組合せのための加工が施され,間隙には漆喰が残存している。出土遺物は知られていない。

所 在 地芦田町大字下有地
構造・年代古墳時代終末期

曾根田白塚