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福山城三之丸西御門櫓台跡(ふくやまじょうさんのまるにしごもんやぐらだいあと)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
市指定史跡 昭和47年(1972年)3月30日指定
内堀と外堀との間は三之丸とよばれ,主として重臣の屋敷に当てられた。古地図によると,三之丸西側中央に西御門があり,その南側に内桝形,さらにその南側に出桝形が接する。現存する櫓台跡は出桝形の石垣で,東西11.5m,南北12.6mの長方形を呈し,さらに北東側に巾4.6m,長さ7.2mの石垣がつく。この遺跡は,築城当時の城郭の配置,規模を知る上で貴重な遺跡である。
現在,広島県立歴史博物館の南側,鉄道高架下に残るこの櫓台は,昭和46年(1971年)新幹線工事にともなう発掘調査後,原位置に保存されたものである。
なお,この櫓台跡に連なる三之丸西外堀の石垣跡が,市営三之丸駐車場南西隅に現存する。
所 在 地 | 三之丸町 | |
構造・年代 | 元和5年(1619年) |