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長波古墳(おさばこふん)
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月30日更新
市指定史跡 昭和49年(1974年)3月14日指定
松永湾を望む丘陵の先端に築かれた古墳の一つで,直径14m,高さ3mの円墳である。内部主体は横穴式石室と思われるが,羨道部の構造が明らかでない。側壁は50~60cmの石を天井部に近づくにしたがい狭くなるように持ち送りながら積み上げている。内部に土砂が流れ込んでいるので正確な規模は不明だが,現状で長さ4m,幅2mを測る。
出土遺物,石室構造等不明な点が多いため築造年代の推定は難しいが,構築技法から判断して古式の横穴式石室の一つと考えられる。
所 在 地 | 今津町字長波 | |
構造・年代 | 古墳時代後期 |