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木造釈迦如来坐像(もくぞうしゃかにょらいざぞう)
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新
市指定重要文化財 平成15年(2003年)9月29日指定
仏像の姿態バランスが良く整った作品である。像高に比して深い奥行きを持った重厚な仏像で,面や胸の奥行きの深さ,さらに腹の出っ張りはかなり誇張されたものである。このように肉付きはかなり豊かであるが,肉がだぶつくことなく引き締まり,堂々たる体躯を示している。
制作時期については,時代を示す根拠に乏しいが,室町時代後期まで遡ることが可能である。
所 在 地 | 内海町 幢福寺 | |
員 数 | 1躯 | |
構造・年代 | 寄木造 室町時代後期 | |
規模・法量 | 像高50.5cm |