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銅製錫杖頭( どうせいしゃくじょうがしら)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定重要文化財 昭和33年(1958年)1月18日指定

 柄管の上部に円形の環をつけ,環の両肩ならびにその対角の環上に弧月形の突起がついている。環の上頭には五輪塔を鋳出し,その五輪塔と柄管を結ぶ環内直線上には,両脇に華瓶をもつ宝篋印塔を鋳出している。普通の錫杖に見ると同様に,仏教の六道を意味する6個の小環が左右に3個ずつ完存している。この錫杖は環に古い形式をとどめており,大形であるのも珍しい。柄管に応仁3年(1469年)の紀年銘をもっている。  

所 在 地新市町 吉備津神社
員    数1柄
構造・年代応仁3年(1469年) 
規模・法量長さ31.5cm 環横外径15.0cm 柄管12.0cm

銅製錫杖頭