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伝潮崎山古墳出土 三角縁五神四獣鏡(でんしおざきやまこふんしゅつど さんかくぶちごしんしじゅうきょう)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定重要文化財 昭和56年(1981年)11月6日指定

 この鏡は,江戸時代後期に古墳の主体部から出土したものと考えられる。江戸時代後期の地誌『西備名区』にはこの鏡の出土した時の様子が次のように記されている。「文政10年(1827年)の春,潮崎神社を建て替えるための地ならしをしている時,長さ約五尺,横三尺ほどの自然石が現われ,これを裏返してみれば,その下に石灰を詰めた石室があり,その中にある石の上に八,九寸の丸い鏡があった…」。この鏡は,鳥取県の国分寺古墳出土鏡と同型であることが知られている。神獣などの鋳出は非常に良いものである。潮崎山古墳は4世紀代の築造と考えられる。

所 在 地個人蔵
員    数1面
構造・年代4世紀代 
規模・法量直径22.1cm 重量844g

伝潮崎山古墳出土三角縁五神四獣鏡