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大佐山白塚古墳( おおさやましらつかこふん)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
県指定史跡 昭和23年(1948年)9月17日指定
標高188mの大佐山山頂よりわずかに南に下った高位置にあり,付近からの芦田川中流域の眺望は格別である。墳丘は一辺12mの方墳と考えられ,内部主体は大きな切石を整然と積み上げた横穴式石室である。玄室は長さ3.7m,羨道は約4m,幅は両者ともほとんど同じ1.8mである。また両者の境には両側に柱状の石をたて,それに鴨居状の石が横架されており,2室に分かれている。
白塚と呼ばれているように,石と石との間隙には,漆喰の痕跡が認められる。
この古墳の築造は,7世紀中頃と考えられる。同様の構造をもつ石室は大坊古墳(神辺町)や狼塚2号古墳(駅家町)にみられる。
所 在 地 | 新市町戸手 | |
員 数 | 1基 | |
構造・年代 | 7世紀中頃 |