ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署で探す > 文化振興課 > 紙本著色一流相承絵系図( しほんちゃくしょくいちりゅうそうしょうえけいず)

本文

紙本著色一流相承絵系図( しほんちゃくしょくいちりゅうそうしょうえけいず)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新

県指定重要文化財 昭和57年(1982年)10月14日指定

 絵系図は,鎌倉末期から室町時代にかけて作られたものが多く,明光派備後教団の盛況に大きな力となった。絵系図の意図するものは,真宗を広めた人々の肖像を法脈的に絵系図化して残すことが庶民入信者に分かりやすく,宗教教団の発展の基と考えられた。
 このような目的で作られた絵系図は,門徒たちの礼拝の対象となり本尊となっていった。絵系図序文末尾に嘉暦元年(1326年)丙寅五月と書かれているが,画風の異なる人物像があり追筆もあると考えられる。

所 在 地 沼隈町 宝田院
員    数 1巻
構造・年代 嘉暦元年(1326年) 
規模・法量 紙本著色 縦44.0cm 横348.0cm

宝田院 一流相承絵系図