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一流相承絵系図(いちりゅうそうしょうえけいず)(宝光寺A本)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月4日更新

市指定重要文化財 昭和40年(1965年)3月30日指定

 描かれた人物像によって一流相承を表す絵系図は,鎌倉時代末期から室町時代にかけて作られたものが多く,浄土真宗明光派備後教団の盛況に大きな力となった。
 宝光寺には二幅の絵系図(福尾猛市郎分類A本・B本)が伝えられているが,絵画的に優れているA本を指定した。これは,厚手の白紙9枚を継ぎ,巻頭には「序題」の文を置き,その後に42人の僧尼の絵像をほぼ上下二段に並べて描いたものである。
 序文末尾には,嘉暦元年(1326年)丙寅五月の年号が記されている。 

所 在 地 沼隈町 宝光寺
(龍谷大学龍谷ミュージアム寄託)
員    数 1巻
構造・年代 嘉暦元年(1326年) 
規模・法量 紙本著色 縦43.5cm 横(全長)556.4cm

宝光寺 一流相承絵系図