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観音寺本堂(かんのんじほんどう)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定重要文化財 平成4年(1992年)10月29日指定

 福山城の築城に際し,城郭の東北端,艮方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺院で,慶安4年(1651年)建築の棟札がある。
  随所に和様・唐様・天竺様の手法が用いられた折衷様式の建築である。装飾手法は桃山時代の建築装飾の流れを引いており,県内に既存する近世唯一の本格的な密教寺院の本堂として,また折衷様式の変遷を考える上で,貴重な遺構である。

所 在 地北吉津町 観音寺
員    数1棟
構造・年代入母屋造,向拝1間,本瓦葺
慶安4年(1651年)
規模・法量桁行5間(10.79m),梁間5間(10.40m)
軒高約4.5m,棟高約10.9m

観音寺本堂