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沼名前神社鳥居( ぬなくまじんじゃとりい)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定重要文化財 昭和32年(1957年)2月5日指定

 沼名前神社は鞆祇園社ともいい,延喜式神名帳に所載するいわゆる式内社で,古くから多くの人々の信仰を受け,福山藩主水野氏の尊崇を厚く受けた神社である。
 この鳥居は,寛永2年(1625年)2代水野勝重(後の福山2代藩主勝俊)が長子勝貞(3代)の誕生にあたり,息災延命を願って当社に寄進したものである。
 鳥居の形式は普通の明神鳥居であるが,笠木の先端に丸味を付けて反り上がり(肥前鳥居という)その上に鳥ぶすまを載せた特異なもの。
 なお,左の柱に「大工 肥前之住人中島弥兵衛」とあり,鳥居伝来を物語る興味ある銘である。

所 在 地鞆町 沼名前神社
員    数1基
構造・年代寛永2年(1625年)
規模・法量高さ5.47m,笠木長さ6.0m

沼名前神社鳥居