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宝篋印塔(ほうきょういんとう)(実蔵坊)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

市指定重要文化財昭和43年(1968年)3月30日指定

 相輪を欠失しているほかは各部完備し,南北朝時代の永和4年(1378年)の塔である。
 塔身の四面に月輪を刻まず,直接金剛界四仏の梵字(種子)を配し,その一面に※「永和四年戌午九月日 一結□等敬白」の16字を陰刻している。鎌倉時代の特色を有し,弁座蓮弁や格狭間の彫りも美しく記年銘のあるものとして貴重な石造品である。
 ※文中「永和四年」の「四」の部分は実際は漢字の「二」を縦に2つ並べる字ですが,ホームページ作成上の規制のため表示させることができず「四」を当てています。

所 在 地金江町 実蔵坊
員    数1基
構造・年代永和4年(1378年) 
規模・法量現在高さ1.18メートル,花崗岩製

実蔵坊 宝篋印塔