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絹本著色不動明王像(けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうぞう)
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新
県指定重要文化財 昭和47年(1972年)4月24日指定
不動明王は大日如来の使者,真言行者を守護するという性格をもっており,密教が盛んになった平安初期から,国や個人を守るものとしてひろく信仰され,今日多くの作品が残されている。
本像は中央に火焔光を背にする立像の不動明王を描き左右に制た迦【せいたか】童子・矜羯羅【こんがら】童子を配している。
著色は当初のものをよく残している。室町時代中期の作。
所 在 地 | 北吉津町 胎蔵寺 | |
員 数 | 1幅 | |
構造・年代 | 室町時代中期 | |
規模・法量 | 絹本著色 縦98センチ,横40.5センチ |