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木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新
県指定重要文化財 平成3年(1991)4月22日指定
頭上に化仏10面を載せた観音で,天衣,条帛など写実性にたけ,作風も洗練されている。唇を開け,上歯4本をのぞかせ,両玉眼は微笑を浮かべ,観音像としては他に類例を見ない相好のもので,仏教信仰史上注目すべき作例であり,また彫刻史的にも貴重である。室町時代の作。
所 在 地 | 鞆町 地蔵院 | |
員 数 | 1躯 | |
構造・年代 | 寄木造 | |
室町時代 | ||
規模・法量 | 像高145.7センチ |