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能面並びに箱類(のうめんならびにはこるい) 

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

市指定重要文化財 昭和42年(1967年)1月31日指定

 この一具は福山初代藩主水野勝成が寄進したもので,徳川秀忠から伏見能舞台と共に太閤遺愛の品を拝領したと伝えている。
 面箱は中国明代の風俗図を漆地に金蒔絵をほどこしたもので,面箱として転用されたもののようである。外箱はこの面箱を保存するためのもので,桧の曲物で蓋裏に「永禄八年六月吉日,中須賀新左衛門高次」の墨書があり,永禄八年(1565年)に同社社家中須賀氏が調製したことがわかる。いずれも桃山時代の美術的に優れた作品である。

所 在 地鞆町 沼名前神社
員    数1具
構造・年代桃山時代
規模・法量翁面:縦19.39センチ,横16.06センチ

能面ならびに箱類