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土屋家文書(つちやけもんじょ)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
市指定重要文化財 昭和54年(1979年)10月26日指定
旧深安郡市村(現蔵王町)の豪農で庄屋を務めた山端土屋家が,文化元年(1804年)から明治14年(1881年)までの3代にわたって書き継いだ日記を中心とする文章である。
41冊の日記のほかは,役用日記2冊,萬祝儀愁入用日記覚帳1冊(土屋家の冠婚葬祭,法事,新築,火事見舞などの記録),萬永代覚日記1冊(訴訟出入),歳出入の記録2冊,萬雑記1冊(田畑買入記録)などがあり,これらの記録は日記の内容を補足する資料である。
この文章は当時の地主豪農の生活様式及び,農業経営の実態をはじめ,政治,経済,文化から気候まで具体的に知ることができる貴重な史料である。
所 在 地 | 蔵王町 個人蔵 | |
員 数 | 48冊 | |
構造・年代 | 文化元年(1804年)から明治14年(1881年) |