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荒神古墳副葬品(こうじんこふんふくそうひん)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
県指定重要文化財 昭和36年(1961年)1月1日指定
荒神古墳は,高田郡甲田町下小原にある恩地古墳群に属していた。墳形は円墳で,内部主体は横穴式石室であったと思われるが,明治43年(1910年)に発掘され,現在は全壊して規模は不明である。遺物の出土状況は明らかでないが,その一部が指定されたもので,いずれも古墳時代後期の特色をもつ資料である。これらのうち金銅装大刀は,圭頭【けいとう】の柄頭【つかがしら】であり県内から出土する例は稀である。
所 在 地 | 西町 広島県立歴史博物館 | |
員 数 | 金銅装大刀(柄頭,鍔,はばき1口,鞘,責め具,刀身),刀身3口,切子玉7個,耳環4個,須恵器蓋杯2個,勾玉9個,須恵器杯1個 | |
構造・年代 | 古墳時代後期 |