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姫谷焼色絵皿 (ひめたにやきいろえざら)
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新
県指定重要文化財 昭和46年(1971年)4月30日指定
姫谷焼は,江戸時代前期末~中期初頭にかけて陶工市右衛門によって短期間焼かれたと伝えられる日本の初期色絵磁器の一つである。
色絵紅葉文中皿は五枚一組で,口径15.3センチ,高さ2.1センチを測る。色絵飛雁山水図中皿は一枚で,口径17.5センチ,高さ2.6センチを測る。
これらはいずれも磁胎は薄造りで,瀟洒な造りとし,絵柄は余白の多い簡素な構図をきわめて単調な筆致で描き,工芸品としても優れ,姫谷焼の伝世資料として貴重なものである。
所 在 地 | 加茂町 個人蔵 | |
員 数 | 6枚 | |
構造・年代 | 江戸時代前期末~中期初頭 |