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犬・猫の不妊・去勢手術をしましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月26日更新
動物愛護センターには,「飼い犬・飼い猫が子供を産んだが育てきれない。引き取ってほしい」という相談が持ち込まれることがあります。
これは,不妊・去勢手術をしていれば,防ぐことができた問題なのです。
これは,不妊・去勢手術をしていれば,防ぐことができた問題なのです。

手術はかわいそうだから…
不自然なことはしたくない…
1回くらい子どもを産ませてあげたい…
オスだから手術は必要ない…
…という理由で,手術を受けさせないでいる飼い主さんは少なくありません。
犬は生後6ケ月から9ケ月で子どもを産めるようになります。 猫は生後4ケ月から12ケ月で繁殖できるようになります。 |
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不妊・去勢手術をすると,病気の予防や,性行動の欲求から解放されストレスが減るなど,多くのメリットがあるといわれています。
不幸な子犬・子猫を増やさないためにも,「不妊・去勢手術(繁殖制限措置)」をしましょう。
不幸な子犬・子猫を増やさないためにも,「不妊・去勢手術(繁殖制限措置)」をしましょう。
不妊・去勢手術の効果
●犬の場合
メス | オス |
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・病気の予防になる (子宮蓄膿症,卵巣腫瘍,乳腺腫瘍など) ・望まない妊娠を防ぐことができる ・出血がなくなる ・オスが寄ってこなくなる | ・病気の予防になる (前立腺の病気,精巣の腫瘍,肛門周囲の腫瘍など) ・攻撃性が低下する ・性格が穏やかになる ・むだ吠えが減る |
●猫の場合
メス | オス |
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・病気の予防になる (子宮蓄膿症,卵巣腫瘍,乳腺腫瘍など) ・望まない妊娠を防ぐことができる ・発情時の異常な鳴き声を出さなくなる | ・ほとんどの場合,尿スプレー行動をやめる ・攻撃性が低下し,ケンカが減る ・ケンカが原因でうつる感染症が減る (猫エイズ,猫白血病) ・性格が穏やかになる ・家出が減り,交通事故が防げる |