道路・水路の整備及び街路灯などの設置は,円滑な交通機能を確保する上からも,また市民の安全な日常生活にとっても,欠くことのできないものである。しかし,本市の道路・水路の現状を見るとき,歩行者,車両等の安全対策の上で,これらの要請に十分こたえたものとはなっていない。 とりわけ,周辺部の水路にあっては急速に都市化が進み,縦横に張りめぐらされている農業用水路における安全対策が急務であり,水利関係者並びに市民の理解を得る必要があると考える。 これら課題について本市は,2003年度(平成15年度)からの3カ年計画で,市道緊急箇所整備事業として,市街地を中心に延長約38キロメートルの整備事業を推進するなど,安全確保を図るための事業に重点的・計画的に取り組んでいるが,これら事業は,市民にとって,より緊急性を要するものとなっている。 したがって,市民の安全と交通機能の確保を図るため,全市的に生活道路・水路の整備及び街路灯などの設置による安全対策のより一層の促進を強く求めるものである。
上記のとおり決議する。 2004年(平成16年)3月12日
福山市議会 |