ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署で探す > 議事調査課 > 決議・意見書の審議結果(2005年9月定例会分)

本文

決議・意見書の審議結果(2005年9月定例会分)

印刷用ページを表示する 掲載日:2005年9月26日更新

意見書の審議結果

9月定例会において,議員提案による次の意見書を可決しました。
意見書は,福山市議会の意思として,政策の実現に向け次のとおり送付しました。
ウェルサンピア福山の存続を求める意見書
自治体病院の医師確保対策を求める意見書

ウェルサンピア福山の存続を求める意見書

 広島厚生年金健康福祉センターサンピア福山(愛称ウェルサンピア福山)は,厚生年金保険法第79条の規定に基づき,国民の福祉と文化の増進を目的とした厚生年金福祉施設として,平成6年に設置され,健康福祉と文化の向上,地域の発展に寄与してきました。
 しかしながら,平成16年3月与党年金制度改革協議会は,年金・健康保険福祉施設の抜本的見直しを行うこととし,今後施設の売却・廃止を進め,経営委託公益法人についても,その廃止を含めた徹底した整理合理化を進めることで合意がなされました。
 しかし,厚生年金福祉施設は地域にとって必要な施設であり,施設のあり方や必要性については,本質的な論議がされていない状況です。一律に売却・廃止を進めることは,各施設における経営努力と地元自治体,住民の意向を無視した結論と言わざるを得ません。
 ウェルサンピア福山は,地元企業,住民,関係機関等多くの協力により誘致・設立され,以来県内外の客が利用する宿泊,各種集宴会やスポーツ施設の利用など,福祉の向上,健康増進に貢献してきました。まさに地域に根づいた施設と言えます。
 よって,政府(国)におかれては,長年にわたり地域住民の健康福祉向上と,経済に大きな役割を果たしている,広島厚生年金健康福祉センターサンピア福山(愛称ウェルサンピア福山)を従来どおり存続されるよう強く要望します。

 上記のとおり,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

2005年(平成17年)9月7日

福山市議会

(提出先)

内閣総理大臣

総務大臣

厚生労働大臣

財務大臣

行政改革
担当大臣

衆議院議長

参議院議長

社会保険庁
長官

自治体病院の医師確保対策を求める意見書

 少子・高齢社会を迎え,地域住民が安全で安心な生活を送る上において,地域における医療環境の整備・充実が極めて重要な課題となっています。
 こうした中において,自治体病院は,地域医療の中核として,高度医療,特殊医療,小児医療,夜間救急,輪番制二次救急医療等多くの不採算部門を担いつつ,医療提供体制の確保と医療水準の向上に努めているところです。
 しかしながら,昨年4月から実施されている新たな医師臨床研修制度の必修化に伴う大学による医師の引き揚げや,医師の地域偏在,診療科偏在等により,地域医療を担う医師の不足が深刻化しています。
 特に,小児科や産婦人科については,過酷な勤務条件,医療訴訟の多さなどの要因により医師希望者が減少しており,医師の確保が極めて困難な状況にあります。そのため,各地で診療の縮小・休止や廃止に追い込まれる病院が相次いでいます。
 このような医師不足は全国的な問題となっており,各自治体は医師確保に向けて懸命の努力を続けていますが,大変困難な状況にあり,地域医療の確保・継続が危ぶまれています。
 よって,政府(国)におかれては,都道府県,大学,学会,医師会等との連携のもと,早急に抜本的な医師確保対策を講じられるよう強く要望します。

 上記のとおり,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

2005年(平成17年)9月26日

福山市議会

(提出先)

内閣総理大臣

総務大臣

厚生労働大臣

財務大臣

文部科学大臣

衆議院議長

参議院議長

このページの最初へ戻る