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【親善友好都市】 ハミルトン市(カナダ・オンタリオ州)
<目次>
提携日
1976年(昭和51年)10月4日
1 概要
ハミルトン市は、カナダ・オンタリオ州南部のオンタリオ湖西岸に位置し、主要な港湾都市および工業都市として知られています。
2001年(平成13年)には、旧ハミルトン市と周辺のアンカスター、ダンダス、フランボロー、グランブルック、ストーニー・クリークの各自治体が合併し、現在のハミルトン市が誕生しました。
ハミルトン市は、市長と市議会のもとで運営されており、製造業の伝統を受け継ぎながら、ライフサイエンス(生命科学)、食品・飲料加工、農業などの先端産業も発展しています。また、豊かな自然環境や歴史・文化資産に恵まれ、優れた教育・研究機関が集積する都市でもあります。
さらに、グレーター・トロント・エリア(GTA)への優れたアクセスを活かし、近年はカナダでも特に成長の著しい都市の一つとなっています。
人口
総人口: 640,465人(2025年国勢調査間推計人口)
オンタリオ州で5番目、カナダ全体では11番目に人口の多い自治体です。
面積
1,118.31 平方キロメートル
時差
-14時間
(日本が14時間早く進んでいる)
気候
- ハミルトン市は、四季がはっきりとした湿潤大陸性気候に属しています。
- オンタリオ湖の気候緩和効果によって、カナダの中では比較的穏やかな気候に恵まれています。
- 夏は暖かく湿度が高く、冬は寒さが厳しく雪が多く降ります。
- 平均気温は、夏はおよそ22~27℃、冬は約-7~0℃です。
アクセス
- 日本からハミルトン市までは、トロント経由で約10,000 kmです。
- ハミルトン市はトロントの南西約70 kmに位置し、車で約1時間の距離にあります。
- 主要空港:ジョン・C・マンロー・ハミルトン国際空港(カナダ最大の夜間航空貨物取扱空港)
- 海外への主要な玄関口としては、トロント・ピアソン国際空港が利用されています。
- 市内には、カナダ有数の内陸港を運営するハミルトン・オシャワ港湾局(HOPA)があり、鉄道・高速道路・航空と連携した重要な物流拠点となっています。
- 公共交通機関としては、ハミルトン・ストリート・レールウェイ(HSR)が市内のバス路線を運行しています。
市章

ハミルトン市の公式紋章には、港町としての歴史を象徴する外輪式蒸気船、勤勉さと努力を表すミツバチの巣とビーバー、そして市の創設者であるジョージ・ハミルトンにゆかりのあるキジムシロの花が描かれています。
紋章に描かれている市のモットー「I ADVANCE(前進する)」は、ハミルトン市が受け継いできた進歩の精神、成長への志、そして絶え間ない発展への姿勢を表しています。
文化
ハミルトン市は、エリー族、ニュートラル族、ヒューロン・ウェンダット族、ハウデノソーニー族、ミシサガ族など、複数の先住民族が先祖代々暮らしてきた土地に位置しています。これらの民族は、何千年もの間、この土地で暮らし、自然を守り育んできました。現在では、北アメリカ各地にルーツを持つ多くの先住民がハミルトン市で暮らしています。
また、ハミルトン市の発展は、初期のイギリス系入植者をはじめ、その後世界各地から移り住んだ移民たちによって支えられてきました。現在では、多様な文化的背景を持つ人々がハミルトン市を故郷としています。
こうした多様な文化は、現在も次のような形で受け継がれています。
- 多文化フェスティバルや地域イベント
- 地域の芸術・音楽活動
- 移民文化の影響を受けた多彩な食文化
- 歴史的建造物や産業遺産の保存への取り組み
ハミルトン市は、芸術・文化活動が盛んな都市として広く知られており、多くの芸術家、音楽家、パフォーマー、クリエイターが活躍する活気あふれるコミュニティを有しています。
2 主な産業
ハミルトン市は、カナダでも特に産業の多様化が進んだ都市の一つです。従来は鉄鋼、自動車、クリーンテクノロジーなどの製造業を中心に発展してきましたが、現在では、ライフサイエンス(生命科学)、食品・飲料加工、アグリテック、物流などの分野も活発です。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 先端製造業 |
鉄鋼や金属加工などの伝統的なものづくり産業を基盤として、先端製造業が発展しています。 その年間輸出額は2026年で100億カナダドルを超え、現在はカナダのクリーンテクノロジーへの移行を支える新しい技術分野にも事業を広げています。 |
| 物流・防衛関連産業 |
ハミルトン市は、航空・道路・鉄道・海運の4つの交通網が整備された、カナダでも数少ない都市の一つです。 また、ハミルトン港はカナダの五大湖沿岸で最大の港であり、ジョン・C・マンロー・ハミルトン国際空港は、カナダ最大の夜間航空貨物取扱空港です。 |
| ライフサイエンス・医療 |
ハミルトン市には、マクマスター大学、モホーク・カレッジ、ハミルトン・ヘルス・サイエンス、セント・ジョセフズ・ヘルスケア・ハミルトンなど、世界的に高い評価を受ける教育・医療機関が集まり、最先端の医療研究・開発が進められています。 また、研究施設、バイオテクノロジー企業、医療機関が連携し、研究成果を実際の医療や健康づくりに生かすための取り組みを進めています。 |
| クリエイティブ産業(創造産業) |
映画・テレビ制作、音楽、ビジュアルアート、デジタルメディアなど、さまざまなクリエイティブ産業が発展しています。 これらの分野の発展により、アーティストや起業家、革新的なアイデアを生み出す人々が活躍する活気あるコミュニティが形成されています。 |
| アグリビジネス(農業関連)、食品・飲料加工関連産業 | 豊かな農業の歴史と恵まれた立地を生かし、農業から高度な食品加工まで幅広い産業を支える環境が整っています。 |
3 重点分野
- 誰もが暮らしやすく、温かく迎え入れられる地域社会の形成
- 経済競争力とレジリエンス(回復力)の強化
- 中心市街地の活性化
- 手頃な価格で利用できる住宅や、支援付き住宅の供給拡大
- 公共の安全・安心の向上
- 地域のインフラニーズへの対応
- 気候変動への対策と、2050年までのカーボンニュートラルの実現
- 公共交通機関の改善
教育
K–12(幼稚園~高校)
- オンタリオ州の教育制度に基づいて運営される公立学校
- カトリック系教育委員会が運営する学校
- 私立・独立系学校
大学・専門教育
- マクマスター大学 :カナダ有数の研究大学として常に高い評価を受けています。
- モホーク・カレッジ:カナダの研究系カレッジで第7位にランクされており、オンタリオ州およびカナダを代表する職業教育機関の一つです。
- 医療、工学、ビジネス、情報技術、製造技術など、幅広い分野の教育プログラムを提供しています。
4 名所
| ダンダーン城 | 19世紀に建てられた歴史的な邸宅で、鉄道事業家、弁護士、カナダ連合州の首相(1854~1856年)を務めたサー・アラン・ネイピア・マクナブの旧邸宅です。 |
| ロイヤル・ボタニカル・ガーデンズ(王立植物園) | カナダ最大級の植物園の一つで、カナダで唯一、「ロイヤル(Royal)」の名称の使用が認められている植物園です。この称号は、1930年にイギリス国王ジョージ5世から授与されました。 |
| ナイアガラ・エスカープメント(断崖) | 生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に指定されている大規模な断崖で、ハミルトン市の中心部(ダウンタウン)と「マウンテン」と呼ばれる南側の地域を地理的に分ける役割を果たしています。 |
| カナダ軍用機遺産博物館 | カナダ最大級の現役で稼働する歴史的軍用機のコレクションを所蔵し、さまざまな展示を通じてカナダの航空史とその遺産を紹介しています。 |
| ハミルトン蒸気機関・技術博物館 | 土木・動力技術の重要な遺産として評価されている国定史跡です。館内には、1859年から1910年までハミルトンの水道に水を供給していた大型の蒸気式ビームエンジン2基が保存されているほか、ハミルトンの産業発展の歴史を伝えるさまざまな資料も展示されています。 |
| ハミルトン美術館 | 約12,000点に及ぶコレクションを所蔵し、アレックス・コルヴィル、トム・トムソン、「グループ・オブ・セブン」、エミリー・カー、ノーヴァル・モリソー、キース・ヘリング、エドワード・バーティンスキーなど、世界的に著名な芸術家の作品を所蔵しています。 |
5 イベント
| イベント名 | 内容 |
|---|---|
| フェスティバル・オブ・フレンズ | カナダ最大級の無料音楽フェスティバルの一つです。 |
| スーパークロール | 音楽、ビジュアルアート、食、そして地域文化を楽しみながら、ハミルトン市の魅力を祝う代表的なアート&音楽フェスティバルです。 |
| アラウンド・ザ・ベイ・ロードレース | 北米最古の長距離ロードレースです。 |
| サルファー・スプリングス・トレイルレース | カナダ最古のウルトラマラソンです。 |
| ウィノナ・ピーチ・フェスティバル | 地元の桃の収穫を祝う夏のイベントです。 |
| ブロット・ミュージック・フェスティバル | カナダ最大のオーケストラ音楽祭です。 |
| ハミルトン・フリンジ・フェスティバル | 演劇やコメディ、ライブパフォーマンスなどを楽しめる、12日間にわたる舞台芸術フェスティバルです。 |
| ドアーズ・オープン・ハミルトン | ハミルトン市内の建築的・歴史的に重要な建物を無料で見学できるイベントです。 |
6 ハミルトン市関連ホームページ






