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親善友好都市マウイ郡との交流活動
親善友好都市マウイ郡での活動報告
2026年(令和8年)10月28日に定例市長記者会見を実施し、親善友好都市マウイ郡での交流活動及び今後の連携について報告しましたので、その内容について掲載します。




市長発言内容
親善友好都市マウイ郡(ハワイ州)への訪問についての報告です。これまで様々なご意見を頂戴してまいりました。そういうご意見も踏まえながら、一定の整理をさせていただきたいと思います。
2026年(令和8年)9月27日(日)から10月3日(土)の期間、2023年(令和5年)8月にマウイ郡で発生した大規模火災の被災地視察及び義援金の活用や復興状況の確認、「マウイ郡フェア」のパレード・ステージにおいて親善友好をPR、新たな教育交流に向けた提案などを目的に定め、マウイ郡の郡庁、親善交流の窓口となっている機関、様々な方々と、今後の交流について議論をしました。また合わせて、親善交流に努めてまいりました。
我々行政訪問団の規模は市長と随行職員2名で、この2名のうち1名は通訳として参加しました。総費用は精算額として365.2万円で、うち私が152.2万円、随行職員は2名の合計で213万円となっています。
行程について、まず現地時間の28日午後、在ホノルル日本国総領事館の長徳総領事から、ハワイ事情の説明をいただき、その後すぐ空港からマウイに向かいました。
翌日(現地時間29日)の午前中は、大規模火災で大きなダメージを受けたラハイナ地区の視察を行いました。視察後はマウイ郡庁舎にてリチャード・ティー・ビッセン郡長を表敬いたしました。
翌日は(現地時間30日)、ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターを訪問しました。ニセイ・ベテランズとは、日系2世の、特に太平洋戦争の時に、日系人ということでご苦労された人たちの活動を顕彰し、そしてその後も、日系人として地域で貢献活動をされている団体です。そして同時に、日本を含む外国都市との親善友好の実務窓口として活動されている組織です。こちらを訪問し、今後のマウイ郡と福山との、教育・文化交流などについての意見交換をしました。合わせて、このニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターが運営している高齢者のデイケア施設、保育所も視察しながら、高齢者支援、幼児教育、教育活動といったものにふれました。午後はハワイ大学を訪問し、現地の農産物をどう商品化していくかという、6次産業化の取り組みを視察すると同時に、今後の教育交流についての議論もしました。
現地時間10月1日がマウイ郡フェアです。このフェアのパレードとステージを活用し、親善交流に努めました。フェア開催前の午前中には、ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターと同様に、これまで福山との親善交流の窓口として活動されてきた姉妹都市財団の代表者の一人であるステファニー・オオヒガシさんと面会し、今後の教育交流を含めた親善交流について、幅広く意見交換をしました。商工会議所同士が交流を始めたのが1997年なので、ステファニー・オオヒガシさんはその時以降20年以上、福山との親善交流に携わっておられる方です。
そして現地時間2日の早朝、マウイを後にしました。
マウイ郡訪問の成果と今後の親善友好都市との交流にあたっての考え方の整理です。今回の訪問は、今後の交流への道筋を明確化できたという意味では、一つの成果を得ることができたと言えると思います。そして、現在のビッセン郡長と私との間で、具体的な合意文書の締結はまだなされていないまま、以前からの協定を前提とした交流を継続してまいりましたが、改めて来年のばら祭に向けて、協定を締結することを確認しております。その中で、これまでともすれば、マウイ郡、ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センター、姉妹都市財団、そうしたものの役割分担が必ずしも明確ではありませんでしたが、今回の締結を機に、これらの役割分担を明確にしながら、今後の交流発展をめざしていくことを確認しました。
また、ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターでは、先方から、文化・教育に関する覚書案の提示もいただきました。これは今後、関係部署、関係機関の間で検討し、ニセイ・ベテランズ・メモリアル・センターとのMOUの締結に向けた取り組みを進めていきたいと思っています。
また、市立福山高等学校とマウイの現地校との交流はこれまでもありましたが、近年実際の交流が途絶えております。これについてステファニーさんと議論し、今後の交流にあたっては、地元選出の州議員であるハシモトさんを窓口にするのが良いだろうというご助言もいただいています。
マウイを含めた今後の親善友好都市との交流のあり方について、今回の訪問を機に、改めて整理しました。まず、こうした親善友好都市との交流は、今後も活発に行われることが望ましいということです。そういう意味では、ハミルトン市(カナダ)、タクロバン市(フィリピン)とは、活発な交流には至っていません。特にハミルトン市は、以前のような活発な交流が途絶えて久しい状況であり、こうしたものをどうしていくかという視点が一つあります。そして、これまで活発に交流してきたマウイ郡、浦項市(韓国)への訪問ですが、これは先方の日程と私どもの日程がうまく合わないと、相互訪問は実現しないわけであるため、今年マウイに行ったら、来年はマウイ郡から来ていただいて、私どもから行くことは控える。その代わり、浦項市に行くことを基本にする。隔年での交流を基本としてもいいのではないかと考えています。
それから、交流の成果を市民に実感していただくことが重要だということを、改めて感じています。今回の訪問についても、なかなか実感が湧かないという市民の声もありました。改めて、市民訪問団を結成して、一緒に交流に努めていくということを考えていきたいと思います。やはり、親善友好都市との交流の主役は市民であります。こうした思いに立ち戻っていきたいと思っています。補足ですが、今回はあえて市民訪問団を結成しませんでした。それは、2023年(令和5年)8月の大規模火災を受け中断していた、マウイ最大のお祭りであるマウイ郡フェアが昨年復活しました。これは大規模火災からの復興が一定程度進んだ証であると考えて、昨年、できれば訪問したいと考えておりましたが、昨年は訪問できませんでした。そういう意味では、今年、まずは行政訪問団を復活させて、行政同士で復興を喜び合い、今後の交流を確かめ合う機会にしたかったという思いもあります。今後は、市民訪問団の重要性を、改めて前提としていきたいと思っています。
それから当然ですが、引き続き経費の節減にも努めていきたいと思っています。旅行事業者の選定にあたっては、これまでも見積り合わせを行い、一定程度の競争性は確保してまいりました。この見積り合わせを今後も前提としつつ、より一層、競争性を高める取り組みを考えていきたいと思います。また、入札による効果も合わせて研究していきたいと思っています。ただ、入札を前提とした場合には、予算にどこまで計上できるかという技術的な難しさがあるということは、我々も感じており、そうしたものを乗り越えるかどうかということを含めて、研究していきたいと思っています。また引き続き、行政訪問団の人数や期間は必要最小限にとどめるなど、経費の節減に努めていきたいと思っています。
なお、質疑応答については、準備でき次第、ようこそ市長室 市長記者会見 のページに掲載します。






