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赤十字救急法(幼児安全法)短期講習会を行っています
公私立保育施設の職員を対象に,日本赤十字社 脇谷孔一(わきたに こういち)さんを講師にお招きして,小児・乳幼児を対象とした心肺蘇生とAED使用方法等を学ぶ講習会を実施しています。
Youtube『命の記録Movie~Asukaモデル~』の視聴では,胸骨圧迫とAED使用が命を救うためにどれだけ大切か,また,事故は決して他人事ではないと改めて感じました。心停止直後に見られる「死戦期呼吸」とよばれる非常に危険な状態があり,「判断ができず迷ったら,すぐに心肺蘇生(胸骨圧迫とAED使用)を開始する」ことが必要と知りました。【そばにいるあなたにしか救えない命がある】というメッセージに身が引き締まる思いがしました。
胸骨圧迫のやり方とAEDの使い方について,【知る・分かる】から【行う・できる】ようになるため,何度も繰り返し演習をしました。
迷っている暇はない!脳を守るため胸骨圧迫をして脳に酸素を送り続ける!30回の圧拍を強く早く絶え間なく!意識や呼吸の判断に迷ったら,すぐに胸骨圧迫とAED!などと熱のこもったお話で,参加者の皆さんも真剣に取り組まれていました。
二人組でやり方を見合ってアドバイスしたり,三人組になり胸骨圧迫をする人・AEDを持ってくる人・119番通報をする人で役割を交代し,声をかけあいながらチームで動く大切さを学んだりしました。実際の場面で適切な対応ができるよう,日頃から準備や演習を重ねていくことが大切です。安全で安心な保育を行うため,今後も継続して講習会を実施していきます。