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【第1回】保育士・保育教諭をめざす学生のためのお仕事フェスタ2025を開催しました
2025年(令和7年)5月10日(土曜日)、三吉町の福山市立大学附属こども園で『お仕事フェスタ2025』を開催しました。参加者は34名でした。“見て・聞いて・体験できる”4つのコーナーを設け、保育施設のようすや、あそびの楽しさ、保育のやりがいを体感していただきました。
福山市の保育を知る
保育士・保育教諭の仕事や、こどもの発達についてのパワーポイント、福山市教育・保育カリキュラム、大学附属こども園紀要や食育パネルなどで、福山市の保育を紹介しました。展示等に興味をもち、熱心に見たり「おいしそう!」と感想を話したりする姿が印象的でした。
スマート保育紹介
公立保育施設へ導入したスマート保育を紹介しました。スマート保育導入により、保育士・保育教諭の業務が削減され、時間の有効活用ができるようになっています。写真つきの連絡帳やクラスだよりなどを見て、保育士・保育教諭と保護者が、アプリを通してやりとりをしていることに驚かれていました。スマート保育について詳しく知ることができてよかったとの感想がたくさんありました。
保育のあそび体験
保育所やこども園でこどもたちが楽しんでいるあそびを、体験してもらいたいと思い、新聞紙あそび・運動あそび・魚つりあそびをしました。
新聞紙あそびでは、白熱したゲームになったり、折り方を見ながら角箱や振ると音が出るおもちゃをつくったりしました。運動あそびでは、忍者になりきったみなさんが、運動遊具を組み合わせて修行の道をつくっていました。修行の道のゴールに手裏剣バッチが用意してあり「やったー」「うれしいー」とこどもの気持ちになって楽しんでいました。魚つりあそびでは、おり紙で魚を作ったり「1歳児のクラスで遊ぶとしたら…」と釣りざおを工夫したりして楽しみました。途中からこどもさんが飛び入り参加し、更にあそびが盛り上がりました。また、実際に保育施設でこどもたちが食べている美味しい手作りおやつを試食しながら、先輩保育士と話をするコーナーも設けました。
参加者の感想
- 福山市の保育内容や、保育を行ううえで心がけていることを知ることができた。「こどもに合わせて保育をつくる」という言葉が印象的だった。
- 福山市で導入されているスマート保育について、分かりやすい説明だったので興味をもった。
- こども園での開催だったので、施設の雰囲気や様子が見られてよかった。
- 実際にあそびを体験して、こどもたちの挑戦する気持ちを尊重することの大切さが分かった。
- 折り紙で魚を作ったり、新聞紙で遊んだり、実際にこどもたちが遊んでいるあそびを学べた。
- 実際にこどもたちが食べている手作りおやつを食べることができて良かった。
- 相談コーナーで保育士の話を聞き、丁寧に答えてもらったので実習に対する不安が和らいだ。
最後に参加者みなさんとスタッフで記念写真を撮りました。記念品のノートや、世界バラ会議福山大会のパンフレット、折りバラなどをプレゼントし、笑顔と笑い声がいっぱいのお仕事フェスタとなりました。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。秋頃に第2回目を開催予定です。次回もたくさんの参加をお待ちしています。