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年金制度ってなに?
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新
1 公的年金はみんなが加入し支えあう制度です
公的年金の制度とは、年老いたときやいざというときの生活を、働いている世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。具体的には、若い時に公的年金制度に加入して、保険料を納め続けることで、(1)年をとったとき、(2)病気やケガで障がいが残った時、(3)家族の働き手がいなくなったときに年金を受け取ることができる制度です。
2 「世代間扶養」という考え方のもと、世代と世代が支えあっています
公的年金制度は、現役世代が納めた保険料によって、今の高齢者の方の年金が支給され、いまの現役世代が高齢者になった時は、子ども世代が納めた保険料が年金の支給に充てられるという「世代と世代の支え合い」(世代間扶養)を基本に運営しています。保険料以外にも、国庫(=税金)や積立金が年金の給付に充てられています。
3 公的年金制度は「基礎年金」「厚生年金保険等」の2階建て構造です
日本の公的年金制度は、2階建て構造で、国民年金は国内に居住する20歳以上60歳未満のすべての方が被保険者となり、高齢期になれば加入期間に応じて基礎年金を受け取れます。これに加え、会社員等は厚生年金保険に加入し、基礎年金の上乗せとして過去の報酬と加入期間に応じて報酬比例年金を受け取ることになります。
詳細については、日本年金機構ホームページでもご覧いただけます。