本文
新型コロナウイルス感染症の後遺症について
新型コロナウイルスの後遺症(罹患後症状)とは
新型コロナウイルス感染症に感染した後、ほとんどの人は時間経過とともに症状が改善します。いまだ不明な点が多いですが、治療や療養が終わっても、一部の症状が長引く人や、新たに症状が出現してしまう人がいることが分かってきています。
これらの新型コロナウイルスの後遺症が疑われる症状には、「疲労感・倦怠感、息切れ・息苦しさ、味覚障害、嗅覚障害、抜毛、思考力・集中力低下、せき」などの症状が報告されています。
新型コロナウイルスの後遺症かなと思ったら
新型コロナウイルスの後遺症が疑われる場合は、激しい運動や無理な活動は避けて、かかりつけ医または「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)の診療を行っている医療機関」にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)の診療を行っている医療機関一覧 [Excelファイル/48KB]
「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)の診療を行っている医療機関一覧」は、ホームページでの公表に同意いただいた医療機関について掲載しています。
受診の目安
日常生活に支障が生じ始める程度の症状があり、4週間以上続いている場合。
受診の流れ
1 まずは身近な医療機関(かかりつけ医、または新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)の診療を行っている医療機関)を受診してください。
2 受診後、新型コロナウイルス後遺症の専門的な診療が必要と判断された場合、
医師の「紹介状」を必ず受け取り、後遺症連携病院を受診してください。
3 後遺症の治療は、一般の診療と同様の診療費等の自己負担が発生しますので、ご了承ください。
医療機関の方へ
厚生労働省から、新型コロナウイルス感染症の羅患後症状に関する資料が示されていますので参考としてください。
「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」別冊「罹患後症状のマネジメント(第3.0 版)」 [PDFファイル/6.07MB]