〇新型コロナウイルス感染症の５類感染症移行について（５月２日）

５月８日から，新型コロナウイルス感染症は５類感染症へ移行します。

医療提供体制は，幅広い医療機関による診療や入院受け入れなど季節性インフルエンザ等と同じになりますが，病原性や感染力は変わりません。引き続き，高齢者等重症化リスクの高い方に感染を広げないことやご自身を感染から守るため，マスクの着用が効果的な場面では，着用を推奨します。

また，手洗い等の手指衛生や，こまめな換気等は，日常的な感染症対策に有効であり，ワクチン接種についても，引き続き取り組んでいくことが大切です。

５類感染症移行後の体制等について

​​１　基本的な感染防止対策の継続

マスクの着用は，個人の主体的な選択を尊重し，着用は個人の判断に委ねることが基本です。ただし，ご自身を感染から守るため，混雑した場所に行くときは，マスクの着用が効果的です。また，周囲の人に感染を広げないため，受診時や医療機関・高齢者施設等への訪問時，通勤ラッシュ等混雑した場所では，マスクの着用を推奨します。

２　新型コロナウイルス感染症の相談体制

感染不安で受診先に迷った場合は「受診案内・相談ダイヤル（084-928-1350）」の活用を，また，感染判明後，自宅療養中の心配ごと等は「療養者相談ダイヤル（050-2018-5812）」の活用をお願いします。

３　ＰＣＲセンターの終了

５月７日までの受付で終了となります。５月８日以降に感染不安がある場合は市販の検査キットなどの活用し，症状がある場合には，必要に応じてかかりつけ医へ受診をしてください。

４　ワクチン接種の検討

５類移行後も，８月末までは高齢者や基礎疾患がある人など重症化リスクが高い人や，医療機関・介護施設等の従事者に限り，新型コロナワクチンを接種できます。また，９月以降はすべての人が接種の対象となります。無料で接種できますので，検討をお願いします。

福山市では，市民生活や経済の回復に取り組んでまいりますので，引き続き，市民の皆さまにはご理解とご協力をお願いします。

２０２３年（令和５年）５月２日

福山市長　枝広　直幹