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川南地区まちづくり新ビジョン(2019年2月決定)
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新
川南地区のまちづくりをゼロベースで検討し、地権者や住民の意向を踏まえて決定した川南地区のまちづくり方針「川南地区まちづくり新ビジョン」を決定しました。
川南地区まちづくり新ビジョン
川南地区まちづくり新ビジョン [PDFファイル/15.85MB]
川南地区まちづくり新ビジョン概要図
まちづくりのコンセプト・まちづくりの方針及び道路の配置・整備方針をふまえた図である概要図を作成しました。
川南地区まちづくり新ビジョン概要図 [PDFファイル/1.34MB]
まちづくりコンセプト
道路網・公園などの整備や宅地造成を総合的に行い、土地の有効利用を促進して、地域全体の活性化を図るまちづくり
まちづくり方針
都市計画道路・宅地・公園・調整池・生活道路網等を総合的かつコンパクトに整備し、商業的利用など土地の活発な有効活用を促進して、神辺学区全体の活性化を図る。
区域指定の方針
市街化区域は現状のまま維持する。
道路の配置・整備方針
都市計画道路
- 神辺駅御幸線は、地区の東西軸として整備する。
- 川南湯田村駅線は、神辺駅御幸線から高屋川左岸堤防までを北部方面への放射軸として整備する。
主要生活道路
- 主要生活道路の幅員は、9mを基本に自治会等と協議し、7~9mの範囲で最終決定する。(幅員9mで最終決定)
- 幅員9mの場合は、片側歩道(幅員2m)を設置する。
- 国道等との交差点部には、右折レーンの設置を検討する。
生活道路
- 生活道路(地区計画道路、新設道路)の幅員は、6mを基本に自治会等と協議し、5~7mの範囲で最終決定する。(地区計画道路は基本幅員5m、新設道路は基本幅員6mで最終決定。一部、新設道路は5~7m。)
整備手法の方針
土地区画整理事業
- 新区域として約11haを設定した。
土地利用
- 国道182号沿いは、沿道利用を見込み、建ぺい率・容積率を十分に活用した高度利用エリアに設定する。
- 国道182号に近接した約3.8haは、民間事業者が構想しているショッピングモールの進出を見込み、住宅地との混在を防止するため、モールエリアを設定する。(公共用地を除いた場合、約3.0ha)
- 既存住宅地に近い約5.3haは、安心・安全で快適な生活空間として住宅エリアを設定する。
都市施設配置
- 公園は、総面積を新区域面積の3%とし、グラウンドなど多様な利用方法を確保するため、1箇所に集約する。
- 調整池は、新区域面積で必要規模を再検証するが、減歩率の抑制を図るため、設置箇所は公園の地下とする。
減歩率・清算金の抑制
- 平均減歩率は、意向調査等から約30%を目安に、水路の暗渠化など抑制策を検討する。
- 清算金は、減歩率の抑制策により緩和効果が見込めるが、さらに積極的な緩和策を検討する。
地区計画
- 土地区画整理事業を縮小した範囲は、引き続き、良好な市街地の形成を図るため、新たに地区計画区域を設定する。
- 地区計画施設は、既存の地区計画区域との整合を図るため、道路を主な施設とする。
- 地区計画道路の計画幅員は、意向調査結果から5m以上とし、指定路線は既存区域も含めた全区域について、自治会等と協議して全面的に見直す。
都市計画道路
- 都市計画道路としては、神辺駅御幸線及び川南湯田村駅線の2路線を整備する。
- 川南湯田村駅線の延長は、神辺駅御幸線以南は短縮し、代替機能として市道を整備することとし、新ビジョンにおける整備区間は、神辺駅御幸線から高屋川左岸堤防までとする。