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幼児期の食事のポイント

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月25日更新

1歳6か月のころの食事のポイント

食事は決まった時間に規則正しく

  • おなかをすかせて食事の時間をむかえましょう。
  • おやつは時間と量を決めましょう。

食事時間の例

栄養バランスのとれた食事を

  • 1回の食事に,“主食”,“主菜”,“副菜”を組み合わせて食べるようにしましょう。

主食主菜副菜

かむ力を育てましょう

  • 奥歯が生えそろう前からかたい食べ物を与えると,「かまない」「丸飲みする」等がおこりやすくなります。大人と同じ食品でも調理を工夫してかみつぶせるやわらかさにし,少しずつかむ練習をしましょう。

おやつの組み合わせ

  • 1日100~150kcalが目安です。栄養成分表示等を活用しましょう。

おやつの良い組み合わせの例

1日の食事のめやす量

1日の食事のめやす量

 

幼児期の貧血を予防しましょう!

赤ちゃんは,生後5~6か月までは母乳やミルクだけで育っていますが,そのまま母乳やミルクに頼った栄養のみを続けていたり,食べられるものがかたよったり食事の量が少ないと,貧血の予防に必要な栄養素(鉄やたんぱく質など)が不足してきます。

貧血とは・・・

赤血球の数や,血色素(ヘモグロビン)の量が減少して,血液が薄くなった状態です。
貧血の中で一番多いのが“鉄欠乏性貧血”です。
体内の鉄は常に一定の量を保つようになっていて,大部分は血色素の成分として利用され,一部は貯蔵されます。鉄の摂取が不足すると,体の中に貯めている鉄を使って補います。
この鉄を使い切ると貧血の状態になります。

貧血になると,元気がない。すぐ疲れる。病気にかかりやすくなる。

食事の量や内容をふりかえりましょう。

1.鉄の多い食品を積極的にとるようにしましょう。

1日に食べ物からとらなくてはならない鉄の量 1~2歳児 4.5mg

鉄の多い食品

2.たんぱく質をとりましょう。

たんぱく質は血液の材料になるとともに,鉄の吸収をよくします。
たんぱく質の多い食品・・・肉,魚,卵,大豆・大豆製品,牛乳・乳製品

3.野菜,果物を食べましょう。

野菜や果物に多いビタミンCや葉酸は,鉄の吸収をたすけます。

ビタミンCの多い食べ物と葉酸の多い食べ物

 



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