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令和3年9月定例市議会 市長説明要旨(9月16日追加議案分)
ただ今,御上程になりました議案について御説明いたします。
始めに,令和2年度福山市一般会計及び特別会計の決算認定12件について御説明いたします。
まず,一般会計について,歳入では,総合体育館整備事業債などの市債が減少したものの,国庫支出金や地方消費税交付金のほか,財政調整基金等の繰入金が増加したことなどから,全体としては増加となりました。
歳出では,総合体育館整備や小中学校の空調設備整備の完了などにより投資的経費が減少したものの,特別定額給付金などの新型コロナウイルス感染症対策関連の経費のほか,扶助費や保険会計への繰出金などの社会保障関係費が増加したことから,全体としては増加となりました。
これらの結果,歳入総額は対前年度22.7%増の2,299億5,026万3千円,歳出総額は対前年度23.2%増の2,241億7,369万7千円となり,実質収支は34億7,374万5千円でした。
特別会計については,全11会計で,歳入総額は対前年度0.7%増の956億4,585万4千円,歳出総額は対前年度0.4%減の923億1,734万1千円となり,実質収支は32億2,981万2千円でした。
令和2年度における主要な施策については,「主要な施策の成果等説明書」で御報告申し上げております。
決算についての監査委員の指摘・要望事項については,その対応策を講じ,事務事業のより適切かつ効率的な執行に努めてまいります。
次に,「令和3年度福山市一般会計補正予算」について御説明いたします。
この度の補正は,8月と9月の大雨によって被災した道路や橋りょう,河川,農道などの復旧に対応するものであり,補正予算額は2億6,000万円の追加となりました。
決算及び予算以外の議案としては,条例案として,2022年(令和4年)4月に広瀬学園を設置することに伴い,所要の改正を行う「福山市立学校設置条例の一部改正について」を提出いたしております。
何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。
本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に若干の変更があることがあります。