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令和4年9月定例市議会 市長説明要旨(9月15日追加議案分)
ただ今,御上程になりました議案について御説明いたします。
始めに,令和3年度福山市一般会計及び特別会計の決算認定11件について御説明いたします。
まず,一般会計について,歳入では,地方交付税や繰入金が増加したものの,国庫支出金や使用料及び手数料,市債が減少したことから,全体としては減少となりました。
歳出では,本庁舎の設備棟の整備や次期ごみ処理施設建設などの投資的経費,新型コロナウイルスワクチン接種事業費などの増加に加え,社会保障関係費が引き続き増加したものの,特別定額給付金給付事業費の皆減などにより,全体としては減少となりました。
これらの結果,歳入総額は対前年度8.3%減の2,107億6,926万6千円,歳出総額は対前年度9.4%減の2,029億9,625万9千円となり,実質収支は55億 1,048万円でした。
特別会計については,全10会計で,歳入総額は対前年度1.4%増の969億7,152万4千円,歳出総額は対前年度1.3%増の935億2,050万3千円となり,実質収支は32億796万3千円でした。
2021年度(令和3年度)における主要な施策については,「主要な施策の成果等説明書」で御報告申し上げております。
決算についての監査委員の指摘・要望事項については,その対応策を講じ,事務事業のより適切かつ効率的な執行に努めてまいります。
次に,「令和4年度福山市一般会計補正予算」について御説明いたします。
まず,原油価格や物価高騰対策では,省エネルギー機器の導入など中小事業者の生産性向上の取組に対する補助について,申請数の増に対応します。また,新型コロナ対策として,オミクロン株対応ワクチンの接種のほか,感染者の療養支援などの業務委託の経費を計上するものです。
以上の結果,今回の補正予算額は,25億5,844万6千円の追加となりました。
何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。
本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に若干の変更があることがあります。