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令和6年第5回福山市議会定例会 市長説明要旨(12月10日追加議案分)
ただ今、御上程になりました議案について御説明申し上げます。
始めに、補正予算6件についてであります。
まず、一般会計の補正についてです。
原油価格・物価高騰対策として、生活者への支援では、住民税非課税世帯に対して国の給付金を支給するほか、住民税均等割のみ課税される世帯についても本市独自の給付金を支給します。また、子育て世帯の負担軽減のため、保育施設や学校などの給食費を据え置くための措置を継続して行います。
事業者への支援では、バス・航路事業者、漁業者、施設園芸農業者、一般公衆浴場事業者に燃料費の高騰分に対する補助を行います。私立の保育施設・幼稚園に対しては応援金を支給します。介護・障がい福祉サービス事業所には応援金に加えて、防災力強化への支援等を行います。また、企業の価値を高めるグリーンな取組を推進するため、二酸化炭素排出量削減や働きやすい職場環境づくりを支援します。
次に、先月リサイクル工場で発生した火災への対応としては、今後の復旧方針を検討するための詳細な調査を行います。
人件費については、人事院勧告等に伴う給与改定を受け、給料を本年4月1日から平均2.85%、期末・勤勉手当の年間支給月数を合計で0.1月それぞれ引き上げるとともに、職員の中途退職等による減額を行います。
特別会計・企業会計の補正については、人件費の調整を行います。
このほか、事務執行上の必要性から、繰越明許費等について必要な措置を講じています。
以上の結果、今回の補正予算額は、一般会計で35億4,771万円の追加となり、6会計の合計では38億7,429万2千円の追加となりました。
予算以外の議案といたしましては、「福山市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例及び福山市特別職の職員に対する期末手当の支給に関する条例の一部改正について」など2件を提出いたしております。
何とぞ慎重なる御審議の上、御可決いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
本文は、口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。