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令和7年第4回福山市議会定例会 市長説明要旨(9月19日追加議案)
ただ今、御上程になりました議案について御説明申し上げます。
始めに、令和6年度福山市一般会計及び特別会計の決算認定10件についてであります。
まず、一般会計について、歳入では、繰入金や地方交付税が増加したものの、市債が大きく減少したことから、前年度を下回る決算となりました。
歳出では、定額減税補足給付金や障がい福祉サービス事業費といった扶助費が増加したものの、福山ローズエネルギーセンターの整備費が建設完了に伴って減少するなど投資的経費が大幅に減ったことから、前年度を下回る決算となりました。
これらの結果、歳入総額は対前年度4.0%減の2,204億6,894万3千円、歳出総額は対前年度4.2%減の2,127億7,280万7千円となり、実質収支は47億5,742万1千円でした。
特別会計については、全9会計で、歳入総額は対前年度3.5%増の1,054億9,426万3千円、歳出総額は対前年度0.9%増の993億7,461万9千円となり、実質収支は60億8,309万円でした。
各会計における歳入・歳出の詳細は、「主要な施策の成果等説明書」で御報告申し上げております。
監査委員の指摘・要望事項については、その対応策を講じ、事務事業のより適切かつ効率的な執行に努めてまいります。
決算以外の議案としては、条例として、児童福祉法等が虐待対応の強化のために改正されたことに伴って規定の整理を行う、「福山市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について」を、その他の議案として、業務用端末のソフトウェア更新に伴う「財産の取得について」を提出いたしております。
何とぞ慎重なる御審議の上、御可決いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
本文は、口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。