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吉田 正幸さん

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月27日更新

吉田 正幸 さん

 紹介スライド

メッセージ

 「子育てしやすいまち」「子育てしたいまち」へ、そして「子育ちできるまち」「親育ちできるまち」へ。さらに、「ともに育て・育つまち」へ…

 日本中で少子化が加速し、地域の人口が減っていくなかで、まち=地域社会=地域生活文化圏の持続可能性をどう高めていくかが、どの「まち」にとっても最大の課題になっています。

 「まち」というのは、土地であり、家屋やビルであり、農業・林業・漁業であり、産業であり、住宅であり、商店や飲食店であり、公園であり、草木や樹木であり、道路や路地であり、お城であり、駅であり、そして人です。

 これらすべてを含んだ「まち」の、いわば血液が人であり、人と人との行き来や交流によって「まち」が活気づいていきます。ここで言う人とは、単なる頭数(人口)ではありません。バラバラに数として存在するものではなく、互いに関わり合い、支え合い、語り合うことによって、関係性の輪として成り立つかけがえのない存在です。

 人と人との関係性には、同じ時代に同じ地域に生きる者としての横の関係と、赤ちゃんから高齢者までともに生活するという縦の関係があり、横糸と縦糸が紡ぎ出す関係性の編み目こそが「まち」の価値を生み出しているのです。

 こども・子育てにやさしいまちづくりを進めていく委員の皆さま方一人ひとりが、魅力あるまちづくりの主役として活躍されることにエールを贈ります。