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【倉光第1公園】地域共生社会の実現に向けたふれあい交流の拠点となる公園づくり
近年、少子高齢化や市民ニーズの多様化等、社会環境が大きく変化する中、「利用者が少ない公園」や「地域で維持管理ができない公園」が増えています。
このため、福山市では、地域住民のほか多様な主体と市が連携して、柔軟な発想で公園を使いこなし、地域コミュニティの活性化等、まちづくりに繋がる「地域が主体となった魅力ある公園づくり」に取り組んでいます。公園に公民連携手法を導入することで、地域課題の解決やエリア価値の向上に繋げていく取組を推進しています。
倉光第1公園(駅家町大字倉光)では、隣接する生活支援センター「ジョイジョイワークわおん」を運営する社会福祉法人虹の会の皆様が中心となって、こどもからお年寄りまで、誰もが安心して元気に楽しく暮らすことのできる地域共生社会の実現に向けた、ふれあい交流の活動拠点となる公園づくりに取り組んでいます。
第1回虹フェス(2025年7月5日)
倉光第1公園とジョイジョイワークわおんの敷地を一体的に活用し、地域交流を目的としたユニバーサルスポーツ大会(高齢になっても障がいがあっても、大人でもこどもでも、みんなが一緒に参加できるスポーツ)と夏祭りを開催しました。併せて、同施設が福山市の福祉避難場所に指定されているため、防災啓発を目的としたパネル展示なども行いました。
当日は、FUKUYAMA BATS(福山バッツ)河相 智志選手やNPO法人スペシャルオリンピックス日本・広島の皆様にも運営にご協力いただき、地域のこどもから高齢者まで約400人の皆様にお越しいただき、世代を問わず多くの方に楽しんでいただきました。
今秋にも、多くの人が楽しめるユニバーサルスポーツ大会を開催する予定です。
開催に先立ち社会福祉法人虹の会の従業員の皆様に塗装が劣化していたベンチやパーゴラの補修作業をしていただきました。また、地元町内会の方にも作業のご協力をいただきました。
今後、パーゴラは、ジョイジョイワークわおん・地元町内会・行政が連携して、フジの植付け作業を行う予定です。