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クマにご注意ください
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年10月31日更新
春や秋はツキノワグマが活発に活動する時期です。登山やキャンプ等で山に入られる方や近くにお住まいの方など、クマの被害に遭わないために、クマの特性を知り、十分に注意してください。
クマを目撃したときは
警察(緊急通報110番)または福山市農林水産課(084-928-1033)に連絡してください。
クマに出会ったときの注意事項
- 遠くにクマを見つけたら
静かにその場を立ち去りましょう。子グマがいたら必ず親グマがそばにいます。決して近づいてはいけません。
- クマがこちら気づいたら
まず、落ち着いてください。静かにしていれば、ほとんどの場合、クマは立ち去ります。
- クマが近づいてきたら
クマの動きに注意しながら、ゆっくりと後退してください。刺激しないことが大切です。
ツキノワグマの足跡(前足)
クマに出会わないために
- 音を出しながら歩く。
山に入るときはなるべく多くの人で、しゃべりながら歩く。鈴を鳴らす、ラジオをつけるなどして、人の存在をクマに知らせることが大事です。
- 早朝や夕方、霧の深い日は山に入らない。
- クマの糞や足跡、木の皮はぎを見つけたら引き返す。
クマの出没を防ぐためには
農作業などを行う際に注意すべき事項
- 作業中にラジオなど音の出るものを携帯するなど、自分の存在をアピールすること。
- クマ類の出没情報を確認し、クマ類の行動が活発になる早朝、夕方の作業時には、周囲に気を付けること。
- 森林、斜面林などのそばの農地は、クマ類の出没ルートとなりやすいので特に 注意し、安全確認を行いながら周囲の灌木の木の刈払いなどを行うこと。
誘引物の適切な管理
- クマ類を誘引する生ゴミや野菜などの収穫残さ等は適切に処理すること。
- 農地では果樹園が最も被害を受けやすいところであり、収穫後は果実を放置せず適切に除去すること。
- クマ類は、収穫物収納庫に入り込んで採食することもあるため、収納庫はきちんと施錠するなど管理を徹底すること。
- 草刈機などに使われるガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意すること。
- 鳥獣対策により捕獲した個体がクマ類の誘引物とならないよう、処理施設への持ち込みや焼却を行わずに埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理すること。







