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漁業就業を支援します

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月22日更新

福山市水産業の現状

 本市は、広島県の東部で瀬戸内海に面し、複雑な地形と潮の流れを利用して多様な漁法で多くの魚種が漁獲できるため、広島県内でも有数の漁獲量を誇っています。 また、水揚げされる魚は、季節ごとに様々な種類に富みプランクトン等の餌が豊富な環境で育つため、旨みが凝縮されています。
 しかしながら、近年は、漁業者の減少や高齢化が進んでおり、新規就業者・後継者の確保は重要な課題になっています。
 そのため、本市においては、2013年(平成25年)に設立された「広島県新規漁業就業者支援協議会」と連携し、研修費や就業に必要な漁具購入費等を補助することにより、新規就業者の育成・就業を支援しています。

 福山市水産振興ビジョンの表紙     新規漁業就業者の浜売り

就業後の仕事内容

○漁業種類
  小型底びき網漁業
  5トン弱の船を使用し、2本のひき綱がついた大きな袋状の網を海底に入れて引き廻し、海底付近に生息する魚貝類を獲る漁業です。

○操業時間
  日帰りが基本ですが、早朝から昼頃や、夕方から翌朝と時間帯は様々で、季節や魚に合わせて操業します。

○漁船
  個人経営で、船に乗るのは1、2名であることが多いため、比較的小さな船を使用します。

○漁獲物
  ワタリガニ、タイ、ヒラメ、カレイ等、漁獲される種類が豊富です。

就業までの支援内容

 就業前には、国、県、市、漁業協同組合の支援を受けながら、操業に必要な技術・資格の習得等を行う研修を3か月から2年間無料で受講出来ます。
 また、本市では、就業時に漁船・漁具等の整備に係る費用の2分の1(上限90万円)の支援を行っています。

○支援を受けるための主な要件
 ・漁業に就業する強い意志を持っていること。
 ・漁業就業者支援フェアへの参加者であること。
  ※支援内容の一部に年齢制限があります。

○就業までの流れ

 
漁業就業者支援フェア(相談会)

広島県新規漁業就業者支援協議会が開催

※詳しい日程が決まり次第更新します。

 
短期研修

講座学習1日,乗船研修2日

(操業現場を確認し,今後も研修を受講するか選択できます。)

 
長期研修

船舶免許取得

操業の研修3ヶ月~24ヶ月

 
就業

漁船・漁具等の整備に係る費用を支援

補助金:2分の1(限度額90万)

田島の海岸線     研修風景