本文
役場の記録資料展 特別編 「銃後の記憶─宣伝で見る戦争─」
日本は大陸における版図拡大を企図して、昭和6年(1931)の満洲事変を引き起こし、15年戦争とも呼ばれるような長い戦時体制に突入しました。昭和12年(1937)7月の盧溝橋事件を発端とする日中戦争がターニングポイントになり、戦病死者が増加し、戦争は泥沼の様相を呈してきました。こうした中、国家総動員法公布によって銃後の国民・物資は根こそぎ戦争遂行に「動員」されることになりました。さらに、大政翼賛会が政治・社会・教育・文化すべてを統合する総力戦体制を築きました。
そこで登場するのがプロパガンダ・ポスターをはじめとする宣伝戦略でした。テレビもネットもない時代、銃後の人々を戦争参加へと方向づける手段でした。ポスター・チラシ作成にはデザイナー・芸術家が動員され、キャッチコピーは国民から公募されたものもあります。福山市域の旧町村役場文書に残されたポスター・ちらし、個人コレクションの多種多様な商標など、これまで知られていなかった視覚資料をふんだんに紹介します。
これらの独特の文字・デザイン・スローガンが氾濫する世界から、戦争がたどり着く行方を想像してみてください。
■期 間 2026年(令和8年)9月1日(火曜日)~10月29日(木曜日)
■時 間 10時~18時(月曜・祝日は休館)
■入場料 無料
■場 所 福山市歴史資料室(福山市霞町一丁目10番1号 まなびの館ローズコム4階)
■電 話 084ー932ー7264
▲ポスター(補助貨供出)
▲ポスター(健民運動)






