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リノベーションまちづくり推進事業【まちの空想倶楽部】について
中心市街地の商店街を対象に自分が住む・働くまちが「こんなふうになったらいいな」を
見える化するため、ワークショップを通して課題や方向性を共有しながら、各エリアの特徴を
活かしたビジョンイラストを作成しています。
まちの空想倶楽部について(2022年度・2023年度)
第1回ワークショップ
<過去>と<現状>を確認し、<将来>どんなまちになりたいかを出し合いました。
<過去>これまでどんな人がまちに何を目的で来ていたか。
<現状>いまどんな人がまちに何を目的で来るようになったか。
↓↓↓
<将来>どんな人に何を目的に来て欲しいか。
第2回ワークショップ
将来”こんなことをしたい””こんなまちになりたい”という空想を発表し、ビジョンイラストに
入れる要素を絞り込みました。
第3回ワークショップ
イラストのラフ案をもとに意見を出し合い、ブラッシュアップしました。
また、エリアの核となるものを洗い出し、特徴を活かしたキャッチコピーを設定しました。
2022年度(令和4年度)の取組
実施エリア
・伏見町エリア
・三之丸エリア
・本通エリア
・霞+中央公園エリア
各エリアのビジョンイラスト
伏見町エリア
「懐かしいと新しいに出会えるネオい個商い商店街」
「neo(ネオ)」=復活。”古き良きもの”と”新しいもの”が混在する伏見町。
個性的なお店(個商い)が集まる伏見町という意味が込められたキャッチコピーになりました。
三之丸エリア
「ワン!だぁ三之丸」
”wander”=うろうろする、”wonder”=不思議・驚き・好奇心、”ワン!だぁ”=ペットと過ごすという
3つの意味を込められたキャッチコピーになりました。
本通エリア
「まちの森プロジェクト」
本通といえば緑豊かなストリート。「本通の特徴である緑をさらに増やすことで森をつくろう!」という
思いをプロジェクトというかたちにして「まちの森プロジェクト」と名付けました。
霞+中央公園エリア
「Kasumi Library Park」
エリア内に小学校、図書館、公園があることから”学び”と”体験”ができるエリアをめざします。
ヤギの飼育、農業体験、動物園などユニークな案が飛び出しました。
ビジョンイラスト作成後の取り組み
伏見町エリア
「出店したい」にチャレンジできる・賑わいづくりの場としてデニム屋台を設定し、
まちのシンボルを作ることで、人を呼び込む仕組みを作るための社会実験を実施しました。
三之丸エリア
まちを回遊する1つ目の”wander”の実現を目指して、三之丸に住む人・来る人が回遊できる
エリアマップを作成し、エリア内のマンション・ホテル棟に配布しました。
本通エリア
本通エリアの憩いの場である”とおり町交流館”周辺を緑化するワークショップイベントを開催しました。
霞+中央公園エリア
中央公園を活用した野外映画祭「霞フィルムパークフェス」を開催しました。
中央公園からのにじみ出し、通りを空間として活用することを目的に歩道芝生化の社会実験を実施しました。
2023年度(令和5年度)の取組
実施エリア
・宮通り+ひさまつどおり+元町通り エリア
ビジョンイラスト
「にぎわい×出会いのへそ 福の山クロスポイント」
宮通りとひさまつどおりの交差点を、にぎわいと出会いの生まれる「福の山クロスポイント」と称し、
エリア一帯のにぎわいの創出をめざします。