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2024年度企画展開催のご案内

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

企画展「備後絣の百年」

展示期間

2024年(令和6年)4月27日(土曜日)から7月21日(日曜日)

開館時間:9時から17時

入館料:無料

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の時は,その翌日)

展示内容

1853年(嘉永6年)、備後地方で絣の技術が創案され、最初に織り出された絣の文様は巾に五つの井桁文様と伝えられます。1868年(明治元年)「備後絣」という名称で全国に販路を広げ、1960年(昭和35年)、生産高は全国の70%を占めるまでに成長、福山地域の主要産業へと発展していきます。その後、絣の生産は徐々に減少に転じ、現在では業者、販売数は減少していますが、絣を作り出す優れた染織の技術や販売網は、現在の備後の繊維業、縫製業の礎となり受け継がれています。「備後絣」の始まりから昭和30年代に行われた百年祭、次の百年に向かう絣生産の最盛期から現代までの染織技術や製品の変遷を絣の製造に係る資料、絣製品、写真資料などで紹介します。

関連行事

(1)演奏会

 5月25日(土曜日) 午後1時30分から
 府中シティオーケストラによる演奏

(2)藍染め

 6月29日(土曜日) 午前10時から12時 と 午後1時30分から3時30分
 綿のTシャツを染める

(3)藍の生葉染め

 7月13日(土曜日) 午後1時30分から
 絹のストールを染める


備後絣写真 内容とイベント/uploaded/image/99219.jpg

 

写真展「備後絣の記憶」

展示期間

2024年(令和6年)9月14日(土曜日)~11月24日(日曜日)
9時~17時
入館料:無料
※休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)

展示内容

2024年(令和6年)3月に解散した『備後絣協同組合』から寄贈を受けた資料のなかには数多くのフイルムやアルバム、写真がありました。それらの中には明治末期に映しだされた備後絣の創始者富田久三郎の顕彰碑建立の記念撮影、昭和初期に賞を受賞した絣、昭和30年代の備後絣100年祭や三百万反突破記念などの祝賀行事、全国各地で行われた絣宣伝大会でのファッションショーや絣を買い求める人、備後絣を製造する工場など、地域の主要産業として発展した備後絣に関わる人々の姿が生き生きと映しだされていました。今回の展示は明治末期から現在までの写真を通し、備後絣にまつわる記憶を後世に伝えていくものです。

関連行事

(1)9月28日(土曜日)午後1時30分~3時30分
  体験学習「藍染め」ー藍の乾燥葉で綿のストールを染める-

(2)10月12日(土曜日)午後1時30分~2時
  「ギャラリートーク」

(3)10月26日(土曜日)1時30分~4時30分
  体験講座「フレーム機による織り体験」裂き織り鍋敷

備後絣に関する写真備後絣関する写真

 

企画展「織りとパッチワーク展」1・2・3期

展示期間

  1期:2025年(令和7年)1月11日(土曜日)~1月26日(日曜日)
  2期:2025年(令和7年)2月8日(土曜日)~2月24日(月曜日㊗)
  3期:2025年(令和7年)3月8日(土曜日)~3月23日(日曜日)

  午前9時~午後5時 
  入館無料
  ※休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)

展示内容

  備後絣の技術の伝承・創作・活用を目的に当博物館で活動している「備後かすり学習会」(伝習会【はたおと】・パッチワーク・創美会)の、活動の成果を三期に分けて展示します。自分たちで染めた藍染や草木染の糸で、織り上げた布で作製した、絣の着物や洋服・小物から、絣布の持つ味わいや文様の組合わせに趣向を凝らしたパッチワークまで幅広い作品の、絣のあたたかさや手仕事のやさしさを身近に感じていただけるものと思います。

 

絣の着物・パッチワークタペストリーの画像絣の作品タペストリー・バッグ・作務衣・パンツ・エプロンの画像