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しんいち歴史民俗博物館・あしな文化財センターの周辺文化財

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年1月6日更新

大佐山白塚古墳

 大佐山山頂の南斜面に位置し、周りには他に小規模な古墳が6基あり、計7基で古墳群を形成しています。その中で最も大きなものが大佐山白塚古墳で、墳丘は一辺約12m、高さ約3・5mほどの方墳と考えられています。主体部の横穴式石室は、花崗岩切石で造られ、石室の中央部両側に石柱を立て、石室を前後に同寸で構築しているのが特徴です。平滑に仕上げられた切石の使用や同規模に二分された石室の様子から当時の土木技術が窺えます。

大佐山白塚古墳

相方城跡(さがたじょうあと)

 芦田川南岸に面する標高191mの城山山頂に築かれた戦国時代の山城跡で、石垣や横矢・石段が残存しています。この城は、中世城郭から近世城郭への過渡期を示す遺跡です。

相方城跡

吉備津神社本殿

 大同元年(806年)備中国一宮より分祀されたと伝えられています。祭神は、吉備津彦命を祀り一宮(いっきゅう)さんと呼ばれ親しまれています。慶安元年(1648年)には福山藩主水野勝成によって大規模に造営が行われています。現在の本殿はこの時の建築です。その後は修理や修復を重ね、昭和40年(1965年)に国の重要文化財に指定されました。令和2年(2020年)から本殿の保存修理が始まり、令和4年(2022年)の春に竣工しました。2月には節分祭(ほら吹き神事)、11月には市立大祭(いちだてたいさい)でにぎわっています。

吉備津神社本殿

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)

 備後国風土記逸文の蘇民将来伝説中に見える「疫隅(えぐま)の国社」に比定されています。7月には祇園祭りが行われにぎわいを見せます。

素盞嗚神社