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都市施設(墓園)の概要
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月2日更新
墓園
墓園は,市内に散在している墓地を公共墓地としてまとめて整理することにより,土地の有効利用を図り,あわせて墓地に緑地などの景観に配慮した施設を整備するものです。
墓地は,もともと,市内各所にある寺院に隣接して立地し,その面積は33ヘクタールを超えていました。しかし,戦災によって25箇所の寺院が被災し焼失することとなったため,戦災復興土地区画整理事業に伴い,市街地から離れた場所に公共墓地として整理統合するために,1949年(昭和24年)3月に奈良津墓地を都市計画決定し,1950年(昭和25年)3月には,本庄墓地を決定しました。
これにより,奈良津墓地は,周囲を樹木に囲まれた場所に造成され,自然環境に調和した墓地公園に生まれ変われましたが,一方,本庄墓地周辺は,交通環境も良く,市街地として発展してきたため,1966年(昭和41年)12月に,奈良津墓地を拡張し,本庄墓地を廃止しました。
その後,1973年(昭和48年)9月には,墓地の需要増加に対応するため,1994年(平成6年)3月に急速に市街地化が進展した周辺環境に配慮した整備計画とするための変更を行い,現在の奈良津墓園となっています。
また,福山市西部の松永地域には,松永地域の需要に対処するため,1981年(昭和56年)11月に,今津墓苑を都市計画決定し,自然環境と調和した墓地を整備しています。
奈良津墓園
今津墓苑