福山市長期未着手都市計画道路検討の取組状況（２０１３年（平成２５年）８月２６日時点）

　都市計画道路は将来の都市の姿を見通し，道路網を定め整備していくものであり，計画から完成までに相当の期間を要する。このため，一定の計画の継続性が要請されるが，社会経済情勢の変化等に伴い，当初の位置付けや必要性に変化が生じている可能性がある。一方，都市計画道路の区域内における建築制限等の規制が長期化することで，地域に様々な影響を与えている。
　これらのことから，長期未着手都市計画道路の対応方針の検討を，２０１１年度（平成２３年度）から，次のとおり取り組んでいる。

検討の状況

　対応方針の検討に当たり，外部の専門的な意見を求めるため，学識経験者及び国，県，警察の関係行政機関からなる検討委員により，現在までに５回の懇談会を開催し，「（仮称）福山市長期未着手都市計画道路対応方針」策定に向け，対応方針の目的，都市計画道路の現状，検討対象路線の選定，評価の考え方及び廃止候補（案）等をとりまとめた。

検討の内容

（１）検討対象路線の選定について
　　路線全体が整備済または事業中，自動車専用道路，歩行者専用道路等の特殊街路及び当初の都市計画決定から２０年経過していない路線を除き，検討対象路線として選定した。

（２）評価の考え方及び廃止候補（案）について
　　「広島県都市計画道路見直し基本指針」に基づき，将来に向けた都市計画道路の必要性，計画の合理性及び実現性の視点から検討対象路線を評価し，「（仮称）福山市長期未着手都市計画道路対応方針（案）」における廃止候補(案)は，次表のとおりとした。

今後の予定

　　　　２０１３年（平成２５年）１０月　　パブリックコメントの実施

　　　　２０１４年（平成２６年）３月末　　対応方針の策定

　　　　２０１４年度（平成２６年度）以降　都市計画の変更手続の開始

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