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ありのままの自分で

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月1日更新

ありのままの自分で
~世の中には男性と女性しかいない。本当にそうですか?~

レインボーフェスタ!

レインボーフェスタ!レインボーフェスタ!

レインボーフェスタ!

「レインボーフェスタ!」は私たち一人ひとりがもつ性の多様性を祝福し、分かち合う場です。

色とりどりの性の在り方について互いに尊重し合うきっかけになることをめざしています。

からだの性とこころの性

同じ「男性」であってもどんな自分でありたいか、どんな人を好きになるかは人それぞれ違います。

異性を好きになる人もいれば同性を好きになる人もいます。

これは私たち人間が「からだの性」だけで男性・女性に2分される存在ではなく、自分の性をどう認識するかという「こころの性」やどんな風に恋愛感情を抱くかという「好きになる性」が人によって違っているからです。

個人によって異なる性の在り方

その人自身の「性」の在り方を「セクシュアリティ」といいます。

最近では少数派のセクシュアリティの人たちを「セクシュアルマイノリティ(性的少数者)」と呼ぶことが増えてきました。

LGBTという言葉は、表のとおりレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字を並べた性的少数者の総称として使われています。

またセクシュアリティは非常に多様で、自分を男性・女性のいずれかとは認識していない人(Xジェンダー)や恋愛感情・性的欲求を抱かない人(アセクシュアル)もいます。

LGBT
L

レズビアン
(女性を好きになる女性。女性同性愛者)

好きになる性(性的指向)のマイノリティ
Gゲイ
(男性を好きになる男性。男性同性愛者)
Bバイセクシャル
(性別に関係なく人を愛する人。両性愛者)
Tトランスジェンダー
(「からだの性」と「こころの性」が一致せず、自らの性別に違和感をもつ人)
こころの性(性自認)のマイノリティ

 

・「いない」のではなく「気付いていない」だけ

現在さまざまな調査が行われており、日本の人口の約9%(11人に1人)がLGBTを含む性的少数者とされています。

・LGBTについて知る機会は少ない

「こころの性」「好きになる性」を自覚しやすい思春期に、教育現場でその存在が取り上げられる機会はほとんどありません。

・「知らない」では済まない問題

LGBT当事者のうち約7割が学校でいじめや暴力を受けたことがあり、そのうち約3割が自殺を考えたという深刻な調査結果があります。(出典:いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン「LGBT学校生活実態調査2013」)

多様性が認められる社会の実現に向けて

社会にはいろいろな人がいて、誰もが一人ひとり違っています。

人との違いが理解されず、生きづらさを抱いている人もいます。

私たちは誰もが自分らしく生きていく権利をもっています。

一人ひとりがLGBTについて正しく理解し、ありのままの個人を認め合うことが大切です。

LGBTは特別なことではなく、尊重すべき個性の一つであることへの理解を深めることが大切です。

全ての「性」に関係なく自分らしく生きていくことができる社会をつくるために、みんなで考えましょう。

レインボーフラッグ

レインボーフラッグレインボーフラッグ

レインボーフラッグは性の多様性を表し、LGBTに理解があることの印として世界中で使われています。

認め合おう みんな違って あたりまえ

手話通訳/要約筆記の有無:

 
人権・生涯学習課
電話:084-928-1006