広報ID:375553印刷用ページを表示する 掲載日:2025年10月1日更新

特別展「鞆の浦と名作」
池田遙邨「鞆ノ浦仙酔島」
鞆の浦は、景勝などの魅力にあふれ、画家達の恰好の題材となりました。
日本画家・池田遙邨(1895年~1988年)は、洒脱で詩情豊かな傑作を数多く制作し、文化勲章も受賞しています。倉敷生まれですが、青年時代には福山にも住み、画家になる夢をはぐくんだ地で、19歳で鞆港を描いた水彩画が文展初入選を果たします。大正初期、福山では佳き画友に恵まれ画家・佐々田憲一郎(1899年~1995年)と池田は一緒に福山から歩いて鞆周辺へ、度々スケッチにかよっています。
遙邨は、その後も鞆を描いています。 「鞆ノ浦仙酔島」は、実に楽しくゆかいになるような作品です。単純化された島、海・波、小舟、松からは遙邨の天真爛漫な詩が響いてくるようです。(本作や佐々田などの作品は、特別展「鞆の浦と名作で展示します。暮らしの情報、文化施設参照)
手話通訳/要約筆記の有無:
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鞆の浦歴史民俗資料館
Tel:084-982-1121
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