本市において近代水道として通水が開始されて今年で100周年を迎えます。蛇口をひねれば出てくる水の安心・安全を守るために、さまざまな取り組みを行っています。この機会に水道事業について知ってみませんか。
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問い合わせ
上下水道総務課 084-928-1525
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ID
310100
1619年(元和5年)
福山旧水道の始まりは
初代藩主 水野勝成
飲用水の供給のため、芦田川から貯水池に導水し、約14kmの土管と木管を建設して、福山城と城下町の各家庭に水を届けました



水野勝成肖像画
(賢忠寺蔵)



木管、ます
1916年(大正5年)
福山市誕生
近代水道建設の財源として国庫補助を受けるために、市制施行をめざし、7月1日に「福山町」から「福山市」へ


初代福山市長
阿武信一
(あんの しんいち)
1925年(大正14年)11月15日
福山水道の通水開始
水源から取り入れた水をろ過してきれいにし、各家庭に届ける「近代水道」として通水を開始

配水管布設工事

旧佐波浄水場

旧佐波浄水場(全景)
昭和~平成
まちの発展とともに施設を増強
浄水場を建設したり、給水能力を強化したりすることで、人口増加に対応


2004年(平成16年)
千田浄水場が完成
中津原浄水場などのほか県用水からの受水量を含めて1日に約13万4,000㎥の水道水を配水

千田浄水場(全景)

千田浄水場
2025年(令和7年)11月15日
福山市水道通水100周年



詳しい歴史などは
特設ホームページをチェック!



水道水100円分で630Lの水を飲むことができます。


イベント情報
水道事業をもっと知ろう!

「旧佐波浄水場」
施設見学会


福山市近代水道発祥の地「旧佐波浄水場」の施設見学会を開催。職員の案内により、普段見ることのできない施設内を公開します。
時間:9時00分から、10時00分から、11時00分から
場所:佐波城山公園(佐波町202番7)
対象:小学生以上 ※小学生は保護者同伴
定員:各20人 ※先着
申込:10月1日(水曜日)9時00分から、特設ホームページの申し込みフォームで
パネル展示


100年の振り返りや、水道の現状を伝えるパネル展示を行います。
11月3日(月曜日)まで
場所:市役所本庁舎1階市民ホール
12月1日(月曜日)から12月15日(月曜日)まで
場所:まなびの館ローズコム
枝広市長の今月のひとこと
本市は今年11月15日に水道通水100周年を迎えます。当時、近代水道の建設には延べ約32万人の職人を動員し、着工から3年5カ月の歳月をかけた一大工事でした。竣工式(しゅんこうしき)と祝賀会は3日間にわたって行われるほどだったそうです。
当時建設された本市で初の近代的浄水場である佐波浄水場は、都市発展の礎となりました。老朽化のため1989年に廃止となりましたが、建設当時のまま遺された浄水井上屋・配水池・門は、近代水道の歴史を伝える建造物として、2013年3月29日に国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。
100年の間、皆さんに安心・安全な水を供給するため、水道管の更新や耐震化、水質管理などに日々取り組んできました。これからも市民の皆さんの生活に欠かせない水を安定的に供給するため、さらなる技術革新と安全性の向上に努めてまいります。
