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広報ふくやま2026年2月号

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広報ID:386836印刷用ページを表示する 掲載日:2026年2月1日更新
歴史散歩

しなやかに、鮮やかに ひんよう踊り

 歌に合わせて「ひんよう、ひんよう」と囃しながら踊るひんよう踊りは、豊作と氏子の無病を祈願して奉納される踊りです。旧沼隈郡北西部を中心に伝承され、本郷町に伝わるひんよう踊りは1976年に県の無形民俗文化財に指定されました。現在は旧暦9月17日の夜に二ノ宮神社で開催される秋祭り、そして3年に一度本郷八幡神社で開催される例大祭で奉納されています。

 ひんよう踊りは数人の着物にはかま姿の男性が輪の中心に位置し、御幣(ごへい)を付けた梵天(ぼんてん)と呼ばれる竹の棒を上下に動かします。その外側で桃色の着物に水色の帯を付けた女性が円形になって踊ります。踊り手の女性が両手にささげ持つのが花を飾った灯篭です。灯篭を切子と呼ぶため「花踊り」「きりこ踊り」ともいわれています。

 1818年(文化15)、神辺町出身の儒学者である菅茶山が幕府に上申した『御問状答書(ごもんじょうとうしょ)』の中に花踊りの記載があることから、江戸時代後期には盛んに踊られていたようです。起源は室町時代にさかのぼるといわれていますが定かではありません。

 上部にピンク色の花が飾られた多角形の切子には表面に花や星などの模様が貼られており、明かりがともされると柔らかな光に包まれます。軽やかな太鼓の拍子と音頭に合わせて色鮮やかな梵天が開き、輪に浮かぶ幽玄な切子の明かりが上に下に、右に左にとゆっくり動く様子は夜の社を幻想的に彩ります。

ひんよう踊り写真

手話通訳/要約筆記の有無:

 

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